赤ちゃんの肌は大人の肌に比べて、皮脂量が少なく乾燥しがちなため、カサついてしまうことがあり、かぶれや湿疹を引き起こしてしまうケースもあります。
そこで、しっかりと保湿してあげることが大切です。
ただし、赤ちゃんの肌は敏感で刺激に弱いため使用する保湿剤・化粧品は適切なものを選ぶ必要があります。
ここでは、赤ちゃんの肌でも安心して使うことができるおすすめのオールインワンゲルについてご紹介していきます。
目次
赤ちゃんにとってスキンケアは大切?
そもそも赤ちゃんにスキンケアは必要なの?という疑問もありますが、赤ちゃんの皮膚は大人の皮膚よりも薄く、約3分の1の厚さと言われています。
そのため、肌がデリケートで乾燥しやすいため、日頃から清潔にして保湿を心がけてあげることが大切なのです。
また、スキンケアはママとのコミュニケーションの一つでもあるため、毎日会話をしながらスキンケアを行っていくことも重要です。
ちなみに、新生児期から保湿剤を塗布することでアトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低下するという報告もあります。(参考:Horimukai K et al., J Allergy Clin Immunol, 2014; 134(4): 824-830.)
しっかりと赤ちゃんの洗浄・保湿・紫外線対策を行っていくようにしましょう。
赤ちゃんに使う化粧品の選び方
赤ちゃんに適した化粧品を選ぶときには、以下の点に気をつけましょう。
刺激が少ないもの
先程もお話したように、赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。
また、赤ちゃんは自分の手や足を舐めてしまうこともあるため、化粧品に関しては低刺激で安全性が高いものを選ぶことが大切です。
着色料や香料、アルコール、乳化剤、石油系合成成分などの成分が使われていないもの、余計な添加物が使われていないものを選びます。
できるだけ「アレルギーテスト済み」、「赤ちゃんの肌にも使える」といった表記があるものを選ぶようにし、使用する前にはひじの内側などでパッチテストを行って安全性を確認しておきましょう。
「無添加」や「オーガニック」と書いてあるから必ず安全というわけではないので注意が必要です。
使用感が良いもの
成分だけでなく、使用感や伸びがよく、全身に使いやすいというものを選ぶようにしましょう。
ベタつきがあると服を着せてあげにくくなってしまいます。
おすすめのオールインワンゲル
それでは、赤ちゃんにもおすすめのオールインワンゲルについてご紹介します。
赤ちゃんと一緒にママも使用することができます。
水の彩
水の彩(みずのいろどり)は、赤ちゃんの肌にも使える低刺激のオールインワンゲルで、20年のロングセラー商品で販売以来500万個突破している人気化粧品です。
水の彩の特徴は以下になります。
- 肌なじみの良い不純物を取り除いた水が主成分
- ノンオイル、無香料、無着色、石油系合成界面活性剤無添加
- 天然植物エキスが保護膜を形成し、保湿力アップ
- 海藻などの天然うるおい成分に海洋性コラーゲンをプラス
ベビーゲル
「ベビーゲル」はドクターシーラボが開発した生まれたての赤ちゃんにも使える全身保湿ゲルです。
伸びがよく全身にも使いやすいですし、ベタつかないので塗った後にも服を着せてあげられます。
- 弱酸性
- 無香料、無着色、無鉱物油、パラべンフリー、アルコールフリー
- コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドの保湿成分を配合
- 赤ちゃんの肌をサポートするサクラエキス、グリチルリチン酸2K
- アルゲエキスを配合
普通のオールインワンゲルは使える?
この他にも、低刺激で敏感肌にも使えるメディプラスゲルなどのオールインワンゲルがあります。
メディプラスゲルも基本的に赤ちゃんに使用することができます(パッチテストは必要です)。
ただ、メディプラスゲルはエイジングケアなどに効果的な成分も配合されています。
赤ちゃんのスキンケアの目的はシンプルに「保湿」なので、大人が行うスキンケアとは目的が一緒ではありません。
そのため、他の美容成分が使われている化粧品よりも、赤ちゃんの肌のことも考えてつくられているシンプルなゲルを選ぶことをおすすめします。