低刺激のオールインワンゲルはこれ！

最近では敏感肌の人も増えてきていると言われていて、敏感肌用の化粧品も数多くつくられています。

肌に合っていない化粧品を選んでしまうと、ピリピリと刺激を感じてしまったり、肌が赤くなってしまったりといったトラブルにもなりかねません。

肌のトラブルを防ぐためには、低刺激の化粧品を選ぶ必要がありますが、低刺激の化粧品を選ぶためのポイントがいくつかあります。

ここでは、そんな低刺激のオールインワンゲルについてご紹介していきます。

低刺激のオールインワンゲルを選ぶポイントは？

低刺激のオールインワンゲルを選ぶためには、まず成分を見る必要があります。そこで、無添加であったり、刺激となる成分が含まれていないものを選ぶことがポイントとなります。

ただし、低刺激なだけでは化粧品としては不十分です。

敏感肌の方は特に肌の老化が進んでしまいやすいということがわかっているため、しっかりと敏感な肌をケアしてくれるようなオールインワンジェルを選ぶ必要があります。

低刺激の化粧品を選ぶためには、まず無添加のものを選ぶことが大切です。

特に合成界面活性剤やタール系色素、パラベン、紫外線吸収剤、香料といった添加物は肌に刺激を与えてしまったり、アレルギー症状を引き起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。

ただ、無添加であるからといって低刺激とは限りません。

当然ですが、低刺激のオールインワンゲルを選ぶためには、刺激となる成分が含まれていないかをチェックする必要があります。

刺激を与えてしまう代表的な成分としては次のようなものがあります。

エタノール：いわゆるアルコールで、収れん作用やさっぱりとした使用感を出す効果がありますが、水分を奪い乾燥肌を悪化させてしまったり、刺激となってしまうことがあります。

レチノール：肌のターンオーバーを促すための成分で、エイジングケアとしては有効ですが、強い刺激となってしまうため敏感肌の場合は注意が必要です。

ハイドロキノン：メラノサイトを壊すことで美白成分としては効果の高い成分ですが、同様に強い刺激となってしまうことで知られているため炎症や白斑を引き起こしてしまうことがあります。

アスコルビン酸（ビタミンC）：化粧品にはよくビタミンＣ誘導体が使われていますが、最近ではピュアなビタミンC（アスコルビン酸）が使われているものも多く、高濃度で配合されている場合は乾燥を招いてしまったり刺激となってしまう場合があります。

EGF：ターンオーバーを促し、エイジングケアとして効果的な成分ですが、敏感肌の場合、ニキビなど肌荒れを起こしてしまうことがあります。

プロピレングリコール（PG）：最近ではあまり見かけませんが、有害性があるとされている成分です。

プロピレングリコール（DPG）：保湿や使用感の目的として配合されている成分で、１％までなら化粧品に配合することができると決められていますが、肌への刺激となってしまうことがあります。

精油（エッセンシャルオイル）：アロマオイルなどでもお馴染みの精油。香りにリラックス効果もあることから愛用する人も多いですが、皮膚に使う場合は刺激となってしまうため、敏感肌の方にはおすすめしません。

これらは刺激がある可能性のある代表的な成分で、もちろん肌質によっては他にも刺激となってしまう成分はいくつかあります。不安な場合はパッチテストを行い、もし使っている化粧品が合わなかった場合は、その化粧品に含まれている成分を把握しておくようにしましょう。

肌が敏感になってしまう原因として、バリア機能が低下していることが考えられます。

肌のバリア機能を高めるためには、保湿成分であるセラミドが含まれているオールインワンゲルを選ぶようにしましょう。セラミド以外にも保湿成分としてヒアルロン酸やコラーゲンなどがあります。